小説, 終末のヴァルキュリア

終末のヴァルキュリアアイキャッチ

第十六話 メリッサの夢②

「もううちの主人たら、ヤキモチ焼きで困っちゃってー」

 メリッサとのデートは痛かった。別の意味で。

「でもでも私嬉しくってうちに帰ってチューしちゃったんですよー」

 メリッサ ...

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第十五話 メリッサの夢

「ふふ、よく食べるよく食べる」

 昼、僕の隣でメリッサは町に流れる川の魚にパンくずをやっていた。本人いわく、この時代のパンは貴重でパン一斤で人殺しが起きると言っていたのに、それを惜しげ ...

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第十四話 紅い月のもとで④

 老婆が部屋の中の獲物を見る。そこには銀髪の少女がいた。

「なっ!?  エインヘリャルはどこに行った」

 メリッサが笑う。

「ここだよ」

 僕は ...

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第十三話 紅い月のもとで③

 ヴァルキュリアと交換しただと、まさかメリッサと? いや違うな、元から脚力があった。

 そうか! 宿の部屋でメリッサが刺されたとき、メリッサはその異様さに気づいたんだ。

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第十二話 紅い月のもとで②

「坊や影が少し見えているよ」

ひっそり老婆は呟く。

僕はかまわず一心不乱に老婆にバースト射撃を行った。

激しい音が夜の静寂を破る。連続に弾丸が放たれて反動で手がしびれた。石 ...

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第十一話 紅い月のもとで

「メリッサ・ヴァルキュリア、僕に力を貸せ――」

メリッサの目が碧から金色に変わり世界が青く歪む。

「――イメージしろ、お前は何を思い描く? ――」

僕はMP7A1をイメージし ...

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第十話 つかの間の休息

目が覚めるとそこには、涙ぐんだメリッサがいた。

「よかった! 無事で」

ああ、そうか僕は敵にやられて、命からがら逃げ出したんだった。メリッサが僕を強く抱きしめる。僕は彼女の頭をそっとなでた ...

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第九話 リッカの攻防戦②

喉から止めどなく血が流れる。息が……息ができない。僕は呼吸困難になりその場に倒れ込む。

老婆は笑いながら距離を縮め僕に対して、斬りかかる。

閃光のようにきらめく光の刃――。僕は必死の思い ...

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着物の美少女

第八話 リッカの攻防戦

森の中で響く銃声。飛び散る弾丸。僕は木に向かってMP7A1を撃つ。木に近寄って弾痕を見る。

僕の腕では、命中できるのはせいぜい20mといったところか。中距離戦闘では有効だが遠距離になると使えないな。

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第七話 共犯

宿の部屋に入るとメリッサはブーツを脱いでベッドに寝そべった。

「今日は疲れたー」

彼女はうんと小さな体から大きく手足を伸ばす。

「神様でも疲れるのか?」

僕は彼女の愛らしげな ...