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終末のヴァルキュリアのイラスト

終末のヴァルキュリア 第五十六話 甘い道中 を更新しました。

 嵐が去って僕たちの次の目標地ベリカに向かって、鬱蒼(うっそう)とした森の中を歩いていると、漫然と木々を見つめている、白くて可憐な柊の花のようなものが咲いていた。じっとみつめていると、メリッサがこちらの様子を覗(うかが)って、「あれは、ラステ

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終末のヴァルキュリア 第五十五話 朝日

「何故……ぼくが……こんなことに。頭がクラクラして……目が見えない……解っているかミリア、これは自殺だぞ……」 神への恨み言のようにぽつぽつとセルモアはつぶやく。

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終末のヴァルキュリア 第五十四話 砂城の愛④

「ははっ、今度は命乞いかい?」 僕はにやりと笑う。誰が命乞いなどするか、演技に決まっているだろ。まずはサーベルを置き、セルモアの警戒心を解かせる。

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終末のヴァルキュリア 第五十三話 砂城の愛③

 セルモアが鎖のついたおもりを支えている、木のつっかえ棒を外すとさっき来た扉が閉まる。「この城壁は特殊でね。ここに来た人間を閉じ込めるために、罠を張っているんだ。こちらの扉を閉めると、跳ね橋の向こう側から扉を開ける仕掛けを動かさないと、扉が開

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終末のヴァルキュリア 第五十一話 砂城の愛

「だって……止めることができなかった……愛しているって抱きしめられてキスされたら……止められなかった」 ミリアが呪文のようにつぶやく。まるで人形のように。

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終末のヴァルキュリア 第五十話 ミリアの結婚式

 ミリアは朱色のドレスを着て花柄のベールをつけている。そのとなりには、ロハ族衣装を飾ったメンフェスがいた。美男美女が美しく着飾ったその姿は絵に描いたような新郎新婦であり、幸せを描いたようだ。 合唱される歌と楽器の演奏の中、中央のウェディングロ

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終末のヴァルキュリア 第四十九話 ミズガルズを更新しました。

 朝、目がさめると甘い匂いに惹きつけられる。「おはよう、佑月は寝坊しまくりだな。シチュー作ったからな、ここは野菜が豊富でなあ、割とバランスの良い味になってるから食べてくれ」

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終末のヴァルキュリア 第四十八話 幸せの意味③を更新しました。

 ……夢。夢を見ている。メリッサがウェディングドレスを着ていて、僕に優しく微笑みかける。それは神聖な時間。彼女はそっと目を閉じ、こうつぶやく、”愛してる”と。彼女の濡れた唇が僕の口元へ届き、そっと時が止まった。最高の夢だ。ああ、神様、いるんだったらこの夢が覚めないように。そう、僕は願った。ふと目を覚ます。目を見開くと、何故か視界がメリッサでいっぱい

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終末のヴァルキュリア第四十七話 幸せの意味②を更新しました。

 宿に泊まるとメリッサは疲れたといってすぐ寝てしまった。旅の疲れもあったのだろうベッドに入るとすぐに寝てしまった。僕たちは一つの狭いベッドで寝ていた。そういえばお休みのキスしかしてない。可愛い彼女の顔見ているとつい興奮してしまうが、まあ、でも、抱き心地が非常にいいので、かまわずメリッサをギュウッと抱きしめて寝た。彼女の口からは寝息がすうすうもれてい

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終末のヴァルキュリア第四十六話 幸せの意味を更新しました。

「君は一体……?」 僕は動揺を隠せなかった。こうして、会話ができるということはヴァルキュリアかエインヘリャルということだ。「ええ、申し