小説,終末のヴァルキュリア

第三十二話 僕とメリッサ 朝は過ぎ、日は僕たちの肌を切り裂くようにまばゆく輝いていた。家の屋根に上って黒いヴァルキュリアとラミディを待ち構える。目立つ場所だすぐに見つけてくれるだろう。

小説,終末のヴァルキュリア

第三十一話 戦いの夜明け前 目を覚ますとメリッサの顔が見えた。「おはよう佑月(ゆづき)」

小説,終末のヴァルキュリア

第三十話 戦慄③ ズシン、ズシンと音を立てて地面が揺れる。ラミディの足音が近づくたびに地響きが鳴った。臆するな。それが致命傷になる。 僕は

小説,終末のヴァルキュリア

第二十九話 戦慄②「そのおもちゃ、さっきのとは形が同じではないが、似たようなシルエットをしておる。どうやって使うのか非常に興味がある」 黒

小説,終末のヴァルキュリア

第二十八話 戦慄 金髪の大男は勢いよく殴りかかってきた。僕は寸前でなんとかかわす。拳は僕の後ろの壁に突き進んでいく。 どういうことだろうか

小説,終末のヴァルキュリア

第二十七話 フリューナグの第一歩 フリューナグにつくと僕たちは検問にあった。街の入り口に兵士たちがおり、僕たちをにらむ。メリッサが兵士に自分たちの立場を説明しているのだろう、長い時間僕は待たされた。よくみると何やら手紙みたいな物をメリ ...

小説,終末のヴァルキュリア

第二十六話 二人の距離②僕とメリッサは森の中で腕を組みながら歩いていた。誰も見ていないが何か気恥ずかしい。昨日の今日だ、まるで中学生のような気分でいる。それに対し、メリッサは何か民族音楽みたいな歌を歌っている。きれいで透き通った声。小 ...

小説,終末のヴァルキュリア

第二十五話 二人の距離日は沈み辺りはすっかり夜だ。薪(たきぎ)を囲みながら僕とメリッサは夕食を済ますと、真っ赤に燃える火をぼうっとみつめていた。会話がない。何か言われることを覚悟しておいたが、メリッサは何も言わない。ただじっと火を見つ ...

小説,終末のヴァルキュリア

第二十四話 森は笑わない④「そんな顔をするな……私が……望んで……やった……こと」 メリッサは僕の頬をゆっくりなでながら優しく微笑んだ。

小説,終末のヴァルキュリア

第二十三話 森は笑わない③ 剣戟(けんげき)が僕を襲う。身をひるがえし、僕の肉を食らおうとした刃は空を薙ぐ。その中にメリッサが割り込んできた。