小説,終末のヴァルキュリア

第四話 最初の敵② 僕は敵に向かって剣を切りつけようとする。だが、困難な問題に突き当たる。――重い……。 その重さのため、通常の状態でも剣を振りあげるだけで、両手の腕がブルブル震える。剣を落とさないようにするだけで精一杯。 両手で固

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第三話 最初の敵 周りの風景が認識できた頃にはすでに、いままでと全く違う光景に包まれていた。 石でできた家。ところどころ壁がひび割れている。屋根は煉瓦でできているのだろうか。とにかく瓦じゃない。 床は硬い土でできており、尻餅をついたと ...

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第二話 ヴァルハラ「それよりもここはどこなんだ!? 僕は一体どうなったんだ? ラグナロクって一体どういうことなんだ?」 僕は叫ぶ。銀髪の少女は笑顔のまま、「私こそ何を言っているのか、よくわからないのだが」 彼女は表情を変えない。なにか ...

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第一話 現実世界僕、池田祐月(ゆづき)は無為に人生を送った。小学生の頃ゲームとアニメにはまって家の中でごろごろしていた。そして中学生の頃僕は初恋をした。日向(ひゅうが)直子という女の子で中学生にしては大人びた雰囲気があり、初めて僕は女 ...