小説,終末のヴァルキュリア

第二十三話 森は笑わない③ 剣戟(けんげき)が僕を襲う。身をひるがえし、僕の肉を食らおうとした刃は空を薙ぐ。その中にメリッサが割り込んできた。

小説,終末のヴァルキュリア

第二十二話 森は笑わない② 僕はゆっくりと敵に近づこうとした。「そこには罠が張ってあるぞ」

小説,終末のヴァルキュリア

第二十一話 森は笑わない 光の閃光が木々を破壊する。巨木すら粉々に砕けあたりが更地になっていく。僕はメリッサに肩を借りて光の嵐を過ぎようとした。

小説,終末のヴァルキュリア

第十九話 見えない敵 あたりの草木は 僕の全身を隠してしまえるほど背丈が長く、木々は枝が多くて視界が悪い。だというのに―― 敵は正確にこち

小説,終末のヴァルキュリア

第十八話 嵐の前の静けさ 僕たちは次の街へと移動するため森の中に入っていた。あいもかわらず射撃訓練を行っている。MP7A1のトリガーを引くとまっすぐに的を貫く。木の枝からぶら下げた大きな果実が粉々にくだけ、後ろの大木の木の破片をまき散 ...

小説,終末のヴァルキュリア

第十七話 昔の思い出 宿屋で眠っていると、ふと昔のことが夢に出てきた。幼い頃の夢、大人になるよりずいぶん昔。異世界に行くなんておとぎ話だと信じていた頃。

小説,終末のヴァルキュリア

第十六話 メリッサの夢②「もううちの主人たら、ヤキモチ焼きで困っちゃってー」 メリッサとのデートは痛かった。別の意味で。

小説,終末のヴァルキュリア

第十五話 メリッサの夢「ふふ、よく食べるよく食べる」 昼、僕の隣でメリッサは町に流れる川の魚にパンくずをやっていた。本人いわく、この時代の

小説,終末のヴァルキュリア

第十四話 紅い月のもとで④老婆が部屋の中の獲物を見る。そこには銀髪の少女がいた。「なっ!?  エインヘリャルはどこに行った」メリッサが笑う。「ここだよ」僕は空き家の屋根から降り老婆の後ろを取る。その瞬間、老婆の後頭部を武器で殴りつけた ...