小説,終末のヴァルキュリア

 確信を持ち、僕はアメリーに勝利宣言をした。アメリーが仕掛けた罠(トラップ)、作戦をすでに僕は看破(かんぱ)していた。

「ふ、ふふ……、何を世迷言を。エイミアが優れたヴァルキュリアなので貴様はいい気になっているのではないの ...

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 話はまたもや闘技場に戻る、レイラは決意と覚悟を持って、傷を負ったシェリーにとどめを刺そうと集まっていた敵たちを追い払うよう、AKMを撃ち続ける。

「うおおおおおぉ──っ!」

 レイラの激昂(げっこう)と共に放 ...

小説,終末のヴァルキュリア

 僕はエイミアの真の力の開放に見とれてしまっていた。黄金に輝く彼女の姿、圧倒的なカリスマ性、そこに街で笑っていそうな遊び好きな女性はいなく、真(まこと)の王の気品、高邁(こうまい)さがあった。

 ──暁のヴァルキュリアとは ...

小説,終末のヴァルキュリア

 話は闘技場に戻る。突如のブライアンの裏切りに困惑するメリッサたちだった。それと同時に襲い掛かる敵に対し対応を迫られていた。

「シェリー、ブライアンは放っておけ、戦いに集中しろ!」
「で、でもな……!」

小説,終末のヴァルキュリア

 アメリーの合図とともに、前から武器が投擲(とうてき)されてくる! 僕は慌ててAKMを構えつつ、自身にとびかかってくる刃の元を撃ち落としていく。充満する弾丸の発射音と硝煙の臭いが鼻について、部屋中にこびりつく。あっという間に戦場と化し ...

小説,終末のヴァルキュリア

 これからしばしの間、佑月たちの戦いと、メリッサ及び仲間たちの試合場での戦いを同時にまた、時間進行に従って交互に著述(ちょじゅつ)する。

 メリッサたちは聖教徒騎士団の護衛を受けながら、試合会場へと無事、足を運ぶことに成功 ...

小説,終末のヴァルキュリア

 試合当日、僕は体の節々が痛いまま、目が覚めた。ぼんやりと風景の中すぐさま隣にいるメリッサにこれからの戦いについて軽い確認をする。

「メリッサ、予定通りこれからナオコの救出に専念する。あの子の命は僕が助ける。それについては ...

小説,終末のヴァルキュリア

 話はソフィアにひととき変わる、彼女は佑月たちとはぐれた後、速やかに彼女のパートナーであるクラリーナの元に急いだ、彼女が心配だったのもあるが、エイミアが佑月につぶやいた言葉、「佑月、あなた、気づかないの……?」という文言がどうしても気 ...

小説,終末のヴァルキュリア

 皆が僕抜きで試合を戦うのを戸惑っている、ましてやエイミア抜きだ、もうこれまでの主戦力を欠いたまま、戦うことになる。明確なる方針が必要だ。とりあえず僕はソフィアにクラリーナの現在の状況を尋ねた。

「なあ、ソフィア、今クラリ ...

小説,終末のヴァルキュリア

遅いわね……」

 エイミアはつぶやく、彼女は苛(いら)ついていた、僕がクラリーナに捜索を頼んだ後、一日が経(た)っている、ナオコが人質に取られてからというものの僕たちは、かなり張り詰めた緊張感のもと、危険を避けるため館から ...