小説,終末のヴァルキュリア

「よし、始めるぞ! サラ、頼む」
「……はい」

 メリッサの掛け声のもとサラがヤカバの檻に向かい開けていく、僕たちはまた戦術訓練をする、内容が内容なだけに、訓練を繰り返して、体に染みつくまでにならないと機能しない、 ...

小説,終末のヴァルキュリア

「きゃっ! ご主人様―!」

 そう言っていきなり誰かが僕を後ろから抱き着いてきた、たぶん女性だろう胸の感触がした。振り向くとやっぱりララァだった。

「ララァ、いったいなんなんだ⁉」

 僕がそう強い口 ...

小説,終末のヴァルキュリア

 目を覚ました時にはもう朝を十分にこえていた頃合いだろう。日が眩しい、だがこのままメリッサと抱き合った夢見心地のままで僕はいたかった。余りにも安らかで気持ちのいい時の流れがもったいなくて、ずっとこのまま永遠でいられたらいいのにと思った ...

小説,終末のヴァルキュリア

 神聖な式が終わった後、僕たち二人にはもう一つの儀式がある、初夜だ。町の広い館を僕たちは案内された。元貴族の館で、今は商人が使っていて金さえ払えば貸してくれた。広い洋館の部屋にタキシード姿の僕と、純白のドレスのメリッサはベッドに座った ...

小説,終末のヴァルキュリア

 結婚式の待合室、僕は白いタキシードを着て緊張していた。近くの修道院から修道女が来て、式の準備を手伝ってくれている。今は僕の服装をチェックしてくれていた。しかし、僕には言葉が通じない、何だか優しそうだが言葉が通じないため孤独感を感じて ...

小説,終末のヴァルキュリア

「わあ、ここがコルドなんだあ」

 ナオコが手を広げて舞っている。コルドは険しい山に囲まれて、自然に埋没した雰囲気だ。僕は自分が登ってきた山の頂上へと手を伸ばす、見るとすっぽりと頂上が手の中に入ってしまった。

  ...

小説,未分類,終末のヴァルキュリア

 山を登るのは困難だけど、山を下りるのは面倒だ。しかし、登るよりもずっと気が楽になる。山から見える木々や花に風流を感じながらゆっくりと降りていく。先頭に立って降りていくのはシェリー、どんどん進んで僕たちをおいていく。それをブライアンが ...

小説,終末のヴァルキュリア

「レイラ!」

 僕の叫びも虚しく崖から滑り落ちていくレイラ! それを見たメリッサは崖を駆け下り、レイラの手を取る。片手で宙づりの彼女を支えるのは、メリッサでもかなり苦しそうだった。僕はメリッサのもう片方の手を取り、二人を支 ...

小説,終末のヴァルキュリア

 夜の時間が訪れる。僕たちは火を囲み夕食を楽しんでいた。食事準備の際、日が傾いていたため、大型な動物を狩ってさばくのは時間がかかるので、小動物の鳥やウサギを僕は狩っておいた。タンパク質は重要だ。

 それにしてもアデルやブラ ...

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「これで三十一人目か……」

 僕たちはコルドへの山道の途中、出くわしたエインヘリャルのパーティーをうまく処理をして勝利を得た。さほど内容のある戦いではなかった、ブライアンが氷の壁を作り、僕は搦手(からめて)から、相手たちが ...